主婦がスムーズに介護職に就くためのコツ

女性の中には、経験がなくても新たに介護職に就く選択をする人も少なくありません。慢性的な人手不足に頭を悩ませている介護業界では、年齢や性別を問わず幅広く求人の募集が行われているため、他業種に比べて採用されやすいと言われています。とはいえ、仕事である以上最低限の適正は問われるので、しっかりと面接対策をして採用枠を勝ち取れるようにしましょう。

介護職の面接を受ける上で気をつけたいポイントはいくつかありますが、基本として挙げられることの1つが身だしなみです。介護職は高齢者のケアが主な仕事となるので、清潔感を含む身だしなみは特に重視されます。仕事中は専用のユニフォームの着用が義務付けられている職場も多いですが、派手な服装で面接に望むのはマイナスです。

髪の色も大事なポイントの一つで、髪色を明るくしすぎていると高齢者に良くない印象を持たれてしまうこともあるようです。こうしたトラブルを避けるために、髪の色を理由に面接を落とされてしまうこともあるので注意が必要です。白髪隠しなどやむを得ず染めなければいけない時は、控えめな色にしたほうが無難でしょう。

介護職に限らず就職の面接では、大半の所で仕事を希望した理由について質問されます。特に、これまで外で仕事をしていなかった専業主婦の場合、この受け答えが面接の合否を左右するケースもあります。事前に質問に対する答えを用意して、スムーズに答えられれば面接で良い印象を与えることができます。ただし、お金の面など仕事に直接関係のないことを志望理由にするのは避けるのが無難です。