主婦が育児と仕事の両立を成功させるために大切なのは、どのような仕事を選ぶのかということです。介護業界は人材が不足しているため、ブランクがあっても復帰したい気持ちがあれば就職はそれほど難しくないでしょう。しかし、それぞれの役職や働く施設によって介護士の仕事内容は大きく変わります。
介護の仕事と育児を両立させるためには、身体的負担が少ない仕事を選ぶようにしましょう。家事や育児で身体を酷使し、その上身体的な負担の大きい仕事を選ぶと、身体を壊しかねません。食事や入浴、移乗などの介助は介護者の身体的負担も大きく、場合によっては腰痛を起こすこともあります。要介護度が低めの利用者が多い施設ならリハビリなどの自立支援がメインで、身体介助を行う機会が少なく身体的負担を抑えられます。
未経験で介護の仕事が不安ならば、介護助手や介護補助の仕事から始めるという手もあります。介護助手は介護士のサポートをするスタッフのことで、この仕事では食事や入浴、排せつなどの介助を行うことはありません。介護助手は介護士が働きやすいように、高齢者の話を聞いたり、掃除や食事の配膳などを行ったりします。
給料面では一般の介護職よりも下がりますが、先輩のそばで働きながら介護職に必要な技術や知識を学ぶことができます。介護助手でも介護福祉士の資格取得を目指していけるので、いずれは資格を取得し介護のスペシャリストを目指したい人にも、介護助手という働き方はおすすめです。無理なく両立を成功させるなら、<主婦の希望を叶えられる「介護職」の魅力>もためになる情報が満載なので紹介しておきます。